【第一回】コロナ後遺症について。『心因性』の罠。

よく生き延びた・・。としか言いようがない『コロナ後遺症』

〜初めに〜
※私hanahanaは医療関係者でもなく、個人の考えや1年間Twitterなどで同じく苦しむ後遺症患者の方々との交流を通じて思った事などを書いています。薬の名称なども出る場合がありますが、あくまでも私に関しての情報ですので、気になった場合もご自身の医師に確認された上でお考えくださいませ。(深々、礼)



2021.8に罹患して以来、もう1年になりました。LONG COVID(コロナ後遺症)色々治療をしたり、安静にしたりペーシングしたり・・そんなふうに過ごしていたら・・1年は長いようであっという間でした。罹患時は本当に様々な症状が酷すぎて、今の感想を大まとめにすると『よく生き延びた!!』です。

ですから、コロナ後遺症で休職されていたり離職されていたり、コロナ後遺症と戦っている方はみなさん本当に頑張って来られた事と思います。改めてもう拍手喝采です!!!!ブラヴォオオ!!もう勇者レベル99です!

コロナ後遺症は『心因性』は安易に口にしてはならない事です。

これは今に限りませんが、コロナを安易に『心因性』と言われる方にはもう少し良く言葉の使い方を考えていただけたらと日々感じています。この『心因性』と言う言葉はいまだ大きく後遺症患者の方を苦しめる形になっています。ここは声を上げて否定しておきたい事です。

と言うのも、コロナはあくまでも『全身症状』であり、一つだけ何かが悪いと言う事ではないと思っているからです。罹患時、私もありとあらゆる症状に悩まされそのまま後遺症に突入しました。


頭の異常感(締め付け・発狂感等)・心臓の異常・後鼻漏・酷く頭に血がのぼる感じ・me/cfs(慢性疲労症候群)のような症状→PEM(時間差で来るひどい倦怠感や異常)・関節痛・鉛のような倦怠感・胃腸の症状・咳・背中の痛み・ひどい筋肉痛・悪夢障害・睡眠障害etc..

初期はこの病気でとても厄介なPEMに悩まされ、マグカップを持っただけで3日〜寝込んでいました。これらの症状が『心因性』で片付けられるようなそんな甘いものではないと声を大にして言いたいです。


初期、脳にダイレクトに異常が出た!

特徴的だったのは、後遺症・初期確かにうつ症状(涙が止まらない事があり自分自身が一番驚きました。と言うのも、それまで日々会社→仕事後カフェで勉強→ホットヨガなど運動も交えて、生き生きとした生活をしていたからです。やりたい事も、目標もありました。コロナ罹患からしばらくしてこの症状が出て本人が一番何これ!?脳がやられている!!と感じました。

別に悲しくも何ともないし落ち込んでもいないのに、ひたすら涙が止まらないし泣きたくなる。気持ちの問題ではなく、コロナのダメージで頭がおかしくなった!?と本人が一番感じました。『どうした!自分!?』何これ?本当にそんな感じでした。簡単に言うなら罹患した事で、段階を踏まずに急に頭に異常が出た感じです。(鬱?)

ブレインフォグについて

コロナはブレインフォグなども有名ですが、私の場合は罹患時から脳がぼーっとする期間は数ヶ月でした。(私の場合はそこまで強く無く、鉛倦怠感の方がとても酷かったパターンでした)耳鼻科でのBスポット(EAT)で頭痛、頭の血の上り感・後鼻漏は早めに改善へ向かいました。

ただ頭の症状は色々あり、後ほど主治医から『認知機能は問題なさそうだけど、本人が気がついてないだけで、ブレインフォグの症状も色々あるよ』と言われました。なるほど、と思いました。あれだけ罹患時頭に異常があったのだから、脳ダメージはかなりあったのだろうと思いました。そしてBスポットや対処療法(薬)で頭の症状で酷いもの(血がのぼる感じ)は少しずつ改善に向かいました。


そういった全体から見て、単に『心因性』などとコロナ後遺症は程遠いと感じています。あらゆる臓器に問題をもたらす、それがコロナ・コロナ後遺症なのだろうと感じています。そしていまだ同時期に罹患された方でブレインフォグで本が読めない、文章の意味が理解できな等、本当に苦しまれている方もたくさんいるのです。

罹患されていない皆さんの中には、もちろん理解できない部分もたくさんあるかと思います。が、これだけ酷い症状を持ちながら治療法も確定せず苦しんでる方がたくさんいる事をぜひこの機会に知っておいていただきたいと思います。

コロナ後遺症患者は人により、ありとあらゆる症状が出ますので、ドクターショッピングをせざるを得ないのが正直現状だと考えています。情報を探しながら、今日も皆さん戦っています。これは全くもって大袈裟に言っている訳ではありません、事実です。(嘘ならどんなにいい事かと思いますけれどもね〜・・・本当に・・汗)

コロナ後遺症・戦う医師の存在が患者を励ましています

そしてまだまだ少ないかもしれませんが、色々不明点が多い中、海外の論文などを読み漁り、必死に後遺症を診てくださる医師の存在は大きいものです。まず言いたいのは、決して!そういった医師の妨害をしてはいけない。してほしくないと言う事です。

実際、医師に絡んだ炎上商法などの輩も増えてきていると感じます。絶対治せる!などの高額治療等にもお気をつけください。冷静に正しい目を持って、このコロナを見て欲しいと感じます。

コロナ後遺症『心因性』の罠。

では『心因性』は全くないの!?という話になりますが、結論から言うと『あると思います』です。あくまでも私は医療関係者ではないですし医療知識は全くありません。なぜこれだけここまで『心因性』と言わないでくださーい!と言ったのに、あると言い出すのか?と言われるかもしれません。そこがコロナ後遺症の怖い『罠』だと考えています。


例えば鬱症状、それは人によるだろうと思います。あまりにも症状がきつい中で『鬱』症状を出す人もそれはいるだろうと感じます。私の場合、初期脳にダメージがいきなりきた!と言う感覚があり、気分は落ち込んでもいないのに涙が止まらない、その時『心因性』ではなく『脳』に何かが起こったと感じました。同じような方も多いのではないかと感じます。

そしてこれだけ長い間症状が長く続けば、社会的(職や金銭面・周囲の理解など)にも肉体的(ままならない身体)にも追い込まれ、『鬱』に向かう可能性が高いのは当然の事です。むしろここまで辛い症状で何にも考えず、楽観的に過ごせる人の方が難しいでしょう。

治療法も確定せず、原因もまだわかっておらず、何の保証もされていない、それがコロナ後遺症なのです。なので『鬱』という範囲があまりに広すぎて、安易にその人の気の持ちようだというような心ない『心因性』とい言葉は使用してはいけないと思うのです。


『心因性』のイメージとは?

私は医療関係者ではないので、とりあえず『心因性』と聞くと不安やストレスから〜と言うようなあたかも本人の気持ち次第のようなイメージがあります。皆さんもそういう方が多いのではないでしょうか?コロナ禍前の『鬱』の症状で苦しむ方々の気持ちや症状も、今回色々調べる中で初めて知りました。想像を絶するものです。

そもそも『心因性』という言葉のイメージがあたかも自己責任のようで悪いのだと思います。メンタルならメンタルで病気なのだから、辛い病気であり、体にも支障がでます。治療やサポートが必要なんです。ですから安易に『心因性』などと、日頃から使うべきではない言葉に感じます。

精神的なものであればその専門の病院に行けばいいのです。誰かに中傷される必要も、患者がそれを気にする必要もありません。『大変なんだなあ』と感じて、辛い人がいたら励ましてあげればいいだけです。手助けしてあげてください。そういう人はきっと自分がもし辛い時にも、世界が優しく感じると思います。

コロナ後遺症は『心因性』におさまらない

もうお分かりかと思いますが、コロナ後遺症はとても『コロナ後遺症は心因性なんだって』なんて言葉には収まりません。

今も、ありとあらゆる各国で研究や治療法が試行錯誤されており、医師も周囲も患者も、皆が協力してこのコロナ後遺症に立ち向かっていると思います。

健康な時は、なかなか病気の人の気持ちがわかりません。普通に生きてるだけなのに苦しんでると言う事を理解するのは確かに難しい事なんです。私もコロナ後遺症にかからなければ、ここまで病気の辛さなどを考える事もなかったでしょう。

今これを見て、『大変だなー』とさらりと思う方もいるかもしれません。しかし病気というものは元来他人事ではなく、コロナに限らず自分や家族、大切な人がいつ病に犯されてしまうかもわかりません。生きている限り『病気や死』は、他人事ではいられなくなる時が必ず来る事です。


最後に、『人間の本質』を見つめる

私たちの命には限りがあります、このパンデミックで私たちは多くの事を学んだと思います。いかに助け合いが必要なのか、人を大切に思う気持ちが大切なのかと。なのでもし、あなたの周りにコロナ後遺症で苦しんでいる方がいるのなら是非助けてあげてください、優しい言葉や気持ちに寄り添ってあげてください。

もちろんコロナ後遺症に限ったことではないです。重い病気を抱えている方は生きているだけで辛い戦いを強いられています。病気でなくてももちろん同じ事です。手を差し伸べる大切さを学んでいかなければなりません。

そして今医療従事者に非難が行くことはとても悲しい事です。私たちがコロナに罹患し死にかけた時、誰が助けてくれるのかよく考えてから発言して欲しいと日々感じます。リスクを承知で毎日コロナ病棟にあなたは人のために尽くせますか?リスクが大きい中働いている医療現場の声をよく聞いてみてほしい、と私は感じます。

この広大な宇宙でチリのような短い人生の中、なぜ助け合えないのか、それは自分の考えだけが正義だと勘違いする事です。メディアで流れている情報も、正しい情報が全てとは限りません。しっかり自分自身が流されすぎず、何が世の中にとって、人にとって良い事であるのか?良い行いであるのか?良い未来につながるのか?を考える時期に、一人一人が来ているように感じます。


ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
それではまた第二回コロナ後遺症でお会いしましょう!

hana hana

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シンガーソングライター&クリエイター。 現在コロナ後遺症闘病中。大の猫好き。 風水&タロットセラピストでもあり YOGAやアロマを日々取り入れた生活をしている。 ■総合癒しサイト【リノリラックス】を運営 http://linorelax-healingsalon.com ■【hanahana music】 http://hanahana-music.com